先生を目指す方へ(学生のみなさんへ)

実習から新任時代へ

小さい子を見るとつい話しかけてしまう。何か手伝ってあげたくなる。子どもと一緒に歌ったり、運動をするとうれしい気持ちになる。「ああ、やっぱり子どもが好きだな」という気持ちを仕事にしたい・・。幼稚園の先生になる第一歩です。

現場実習で学ぶもの

幼稚園の先生になるには幼稚園教諭の資格が必要です。資格というのは、社会に必要とされている専門的な能力です。そのために、幼稚園教育要領を読み解いたり指導計画の書き方を通して指導方法を学んだり心理学や発達理論を通して子ども理解を深めます。絵画や音楽の表現方法を学ぶことで子どもの気持ちの引き出し方を学びます。
養成校で学ぶことは、すべて子どもと向き合い子どもの能力を引き出し成長を促すための技術です。子どもが好きで子どもと向き合うとき、先生として何をもって向き合うのか自身の中にたくさんの引き出しがなければ一人一人に向き合えません。
実習は、それらの学んだことを現場で「やってみる」機会です。短期間の間にたくさんの実践をしますから、大変だと思うこともたくさんあります。失敗することもあります。
しかし、それらは全て明日につながっていきます。思い切って取り組みましょう。実際の現場は実習よりもずっと「楽」です!!

先生としてのデビュー 現場で学ぶもの

先生として子ども達の前に立ったら様々な「?」や「!」に出会います。そのうちの多くのことは子ども達が教えてくれます。子どもたちの目に何が映っているのか、常に敏感でいましょう。子ども達は自分達の心に寄り添いはつらつとした先生が大好きです。
自分ひとりでは解決できないような困難なことに出会ったり、他教諭や保護者から言われたひとことがストレスになったりすることもあるかと思います。そんな時は躊躇なく先輩教諭に相談しましょう。心配する必要はありません。教育はチームで行うものです。主任も園長も同じ仲間です。

人として成長できる場所

幼稚園教諭の魅力は、ようやく身辺自立ができはじめた幼い子ども達をさまざまな体験を通して興味や好奇心を拡げ、心身ともに豊かに育てることにあります。発表会などの行事は保護者のみなさんとともに子どもたちの成長を喜ぶ機会となります。
クラスをもって「子ども達を育てた」という実感はあなた自身の自信となり、子どもの心に寄り添って試行錯誤してきた体験は、さまざまな角度からものごとを見る目や考え方を養います。

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